レブル250のUSB電源取り出し方法は、右サイドカバー内から取り出すのが定番です。
しかし、2025年モデルからそのコネクタの形状が変わった。
このため、従来の電源取り出しハーネスが使えなくなってしまいました。

2025年モデルのレブル250は
どうやってUSB電源を取り出せばいいの?
そんな疑問を解消します。
2025年モデルのレブル250は、この電源取り出しハーネスが適合します。
2024年モデルまでとは、コネクタの形状が変わりました。
古い情報を元に、コネクタ形状が違う電源取り出しハーネスを買って、悲しい思いをしないで!
2025年モデルのEクラッチレブル250、USB電源取り出し方法

今や、ツーリングにスマホナビは当たり前です。
モバイルバッテリーで運用するのも良いけれど、やはり車体から電源を取り出してUSB電源をバイクに付けたい。
バッテリー残量を気にせず、無限にスマホナビが使えるからね。
レブル250のUSB電源取り出しには、色んなやり方があります。
- ハンドルのブレーキスイッチから取り出し
- タンク下の予備コネクタから取り出し
- サイドカバー内から取り出し
- ホーンから取り出し
タンクを外すような難易度の高い作業は難しい。でも配線は見えないようにしてバイクの外観を損ねたくない。
であれば、おすすめは定番の『サイドカバー内から電源取り出し』です。
サイドカバー内のどこから電源を取り出すか

真ん中のコネクタ『リアブレーキライトSW』からACC電源を分岐させる
レブル250の左サイドカバーは、クリップで止まってるだけなので、手で真っすぐ手前に引っ張ると外れます。
中には、左端にシートを外すのに使う六角レンチ、右にコネクタが3つ並んでる。
この内、最も影響が少なさそうなのが真ん中のコネクタ。『リアブレーキライトSW』の配線です。
真ん中のコネクタから配線を分岐させて、電源を取り出します。
ここはキーオフで電源オフするので、ACC電源と言います。このためキーオフ中に電装品を接続しっ放しにしてもバッテリーが上がることはありません。安心です。
分岐ハーネスは、自作しても良いけどポン付け出来る市販の分岐ハーネスが便利。
ここまでは、レブル250定番の電源取り出し。
2025年モデルのEクラッチレブル250の電源取り出しハーネス


2025年モデルは、2024年モデルまでとは違うコネクタが使われてます
2024年モデルまでの電源取り出しハーネスは使えない
なぜ、コネクタの形状を変えたのかは、解りません。
でも変わってるのは事実なので、2024年モデル迄のレブル250用電源取り出しハーネスは付きません。
コストダウンのため?
その代わり、このPCX(JK05)用の電源取り出しハーネスがポン付け出来るので、心配いらない。
電源取り出し方法

コネクタはツメで車体に固定してあります。上に引き抜けば外れるので作業しやすくなる。
コネクタの接続はロックを押さえながら引き抜けば外れるので、そこに電源取り出しハーネスを挟み込めばいい。

分岐したギボシ付きのハーネスはシート裏に引き込んで、ハンドルに設置したUSB電源からのハーネスと繋げます。
コネクタが1つ増えたけど、何とかきれいに押し込んでサイドカバーを閉めよう。
USB電源を取り付ける方法

車体から電源を取り出せたので、後は簡単。
ハンドルに設置したUSB端子から引っ張て来たハーネスと接続するだけです。
USB端子の他に、ETC・ドライブレコーダー・グリップヒーターなどの電装品を取り付けたいのなら、デイトナのDユニットを使って電源のクチを増やせばいい。
ここでは、直接USB端子と繋げます。
使うのは、超定番のKaedear USB電源。
雨の日でも、防水構造なので安心です。
バイクの振動により、USB電源は突然死しやすい。ツーリング中に充電できなくなると困るのはもちろん、異常電圧によりスマホを道連れにされるのは勘弁してほしい。
だから、USB電源は、チャレンジせずにクチコミ評判の良い、超定番を選んでおきたい。
USB電源の配線方法

ハンドルにUSB電源をタイラップで固定します。
位置は好みで良いけれど、ハンドル周りが煩雑にならないよう、なるべく目立たない所に設置したい。

USB電源の固定が出来たら、この時点で動作チェックをしておこう。
USB電源のハーネスを車体の外から回して、サイドカバー内から取り出した電源に繋いで、キーオン。
スマホの充電が始まれば動作チェックOK。
キレイに配線してから動作不良が見つかると、また配線をやり直すことになり2度手間だからね。

シートを外して、シート下でハーネスを電源に接続します。
シートは、シート後方のねじを2つ六角レンチで外せば、簡単に外れます。

USB電源のハーネスを既存のハーネスに沿わせてタンク下まで導こう。
ハンドルを切っても突っ張らないように余裕を持たせながらね。

タンクを持ち上げなくても、フレームとタンクの隙間からUSB電源ハーネスをシート下まで持ってこれます。
タンクを止めているねじを外しチョッとだけ持ち上げて、タンクを固定しているねじの下を通してシート下まで持ってこよう。

後は、ハーネスをサイドカバー内から取り出した分岐ハーネスにつなげて、小奇麗に余ったハーネスを押し込めばOK。
シートをねじ止めして完成です。およそ30分ほどの作業です。
2025年モデルのEクラッチレブル250、USB電源取り出し方法まとめ

2024年モデルまでとコネクタの形状が違います。
古い情報を元に電源分岐ハーネスを買うと、コネクタが繋がらす悲しい思いをするので気を付けよう。
そこさえクリアすれば、後は難しいことはありません。
自分でも30分ほどでUSB電源を取り出すことが出来ます。
これでバッテリー残量を気にせず、無限にスマホナビが使えます。
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