バイクには、いろんな楽しみ方があります。
- 車を点にするような加速
- コーナーを舞うようにクリア
- 魔改造 などなど
でも、ツーリングを楽しんでいる人が最も多い。
週末ツーリング、ロングツーリングに出掛けてリフレッシュしよう。

楽にツーリング出来るバイクはどれ?
ツーリングには
どんなバイクがおすすめなの?
そんな疑問を解消します。
- 防風性
- 振動の無さ
- 乗車姿勢
- 積載性
- 航続距離
ツーリングを楽に走ろうとすると、大型のカウルバイクに行きつく
でも、『楽』と『楽しい』は全然関係ない
気楽に扱える普段使いバイクの方が、楽しかったりするから面白い
こんな内容を知ってスッキリしよう。
大型のツアラー、大型のアドベンチャーでないと、ツーリングが楽しめないなんてことはありません。
初めて買った中古の壊れかけのバイク。
郊外の峠道になると失速してしまい、フルスロットルにしながら叫んでたバイク。

行っけー!
走れー!
あれから何台も乗り換えたけど、あれほどツーリングが楽しいバイクには、まだ巡り合えてない。
夏が終わってしまう
— ごくう (@pcxgo_com) August 30, 2023
大昔のあの夏、バイト代を
壊れかけの50ccに換えたら
世界が変わった
今年はまだ、そんな経験をしていない#バイク乗りと繋がりたい pic.twitter.com/XYroZeQYyd
ツーリングにおすすめのバイク【楽に走れるバイク】

ロングツーリングの定義は人それぞれ。
- 1週間以上の泊りツーリング
- 1,000km以上の走行距離 などなど
数字にこだわらなくても、自分がロングだと思えばロングツーリングでいい。
そんなロングツーリングにおすすめなのは、どんなバイクなのだろう。
長時間乗り続けても楽なバイクには、5つの要素があります。
- 防風性
- 振動の無さ
- 乗車姿勢
- 積載性
- 航続距離
NT1100はこの内の3つの項目で秀でており、ツーリングを楽に走れるバイク。
1.防風性

バイクは体が剥き出しな乗り物
風に晒され続けると、疲れてしまう
バイクは、体が剥き出しでエンジンに跨って走ると言う狂気の乗り物。
風に晒され続けるので、疲れてしまう。
楽に走るのなら、カウルで走行風から体を守る必要があります。
大型のフロントスクリーンで上半身を守り、ボディカウルで下半身を守る。
NT1100のようにフロントスクリーンが大きくて立ったフルカウルバイクだと、頭まで走行風から守られて楽に走れます。
2.振動の無さ

大排気量バイクを低回転で走らせると
手・足・尻から伝わる振動が軽減される
バイクによって共振回転数は違うけれど、
一般的にはエンジンが高回転になればなるほどエンジン振動が大きくなって、体に伝わる振動も大きくなる。
250ccで高速道路を100km/hで走り続けると、手がしびれて感覚が薄れてしまい辛い。
大排気量バイクだと、高速道路でも3,000rpm程度しか回らない。
ゴールドウイングに至っては、2,000rpmで100km/h走行を行います。
大型は、エンジンの振動を感じずに走れるので、楽なことこの上ない。
3.乗車姿勢

SSの前傾姿勢が強いバイクは
長時間その姿勢を続けるのは辛い
長時間SSに乗り続けると、腰が悲鳴を上げてしまう。
と言ってクルーザーのようにどっしり座るバイクは、逆に尻に全体重が掛るのでそれも辛い。
軽い前傾姿勢になり、腕・足に体重分散できるバイクが好ましい。
走行風と前傾姿勢が釣り合う速度域では、意識しなくても前傾姿勢が保てるしね。
CB1300スーパーボルドールのようなネイキッドベースのバイクなら、楽な姿勢で乗れます。
4.積載性

荷物満載した旅仕様のバイクに憧れる
最近のバイクは、リアがコンパクトなスタイルが多い。
タンデムシートが小さく、荷掛けフックも無いバイクは、スポーティだけど積載は楽じゃない。
NT1100のようにシッカリしたタンデムシートとクラブバーを持ったバイクは、楽に荷物を積めます。
5.航続距離

燃費が良いに越したことは無いが、大事なのは航続距離
300kmは安心して無給油で走り続けたい
車・バイクの燃費が良くなったため、地方のガソリンスタンドは経営が成り立たなくなってます。
どんどんガソリンスタンドが少なくなり、ガソリンスタンド空白地帯が増えている。
※経済産業省 SS過疎地対策について を引用
バイクは元々車に比べて航続距離が短い。
航続距離が200kmを切るバイクもあるけれど、そんなバイクで山奥にツーリング行くのは不安で堪らない。
NT1100のように、400km近い航続距離があれば、安心して楽にツーリングを楽しめる。
ツーリングにおすすめのバイク、【楽しく走れるバイク】

『楽』と『楽しい』がイコールで無いのが、バイクのおもしろいところ。
元々、『楽』を求めるのならバイクから車に乗り換えない理由が無い。
雨に濡れないし冷房も効いてる。プロテクタやヘルメットも無しで走れる。走り疲れたらそのまま車中泊もできてしまう。
立ちごけの心配も無いしね。
『楽』より『楽しい』

元々、バイクに『楽』なんて求めてません。
- 土の匂い
- 新緑のむせる香り
- 土地独特の空気感
- 雨が降りそうな気配
- 夕暮れの長く伸びる影
- ずぶ濡れになると何故か笑える
それらを剥き出しの体全体で感じたいから、バイクに乗っているのです。
『楽』より『楽しい』を求めてる。
『楽しい』バイクは今乗ってるバイク

慣れ親しんだバイクで行くツーリングこそ
楽しい
毎年、多くのライダーが北の大地(北海道)にツーリングに行きます。
夏の北海道ツーリングを楽しみにして、日々の辛さを『エンヤコラ』とやり過ごしてます。
飛行機で北海道まで行って大型バイクを借りた方が楽なのに、なぜ自分のバイクで北海道を目指すのか?
それがツーリングの『楽しさ』の答えです。
バイクは単なる道具ではなく、相棒。
2人でツーリングに行くから、楽しいのです。
普段使いのバイクが一番楽しい

普段使いのバイクは、250ccが多い。
どこにでも気軽に突っ込んで行ける125ccかもしれない。
250cc・125ccでは、ツーリングが楽しめないのか?
なんて聞くまでも無いですよね。
80km/h走行が一杯一杯でも、峠道で失速しても、楽しいに決まってますね。
ツーリングにおすすめのバイク まとめ

○○が無いからツーリングが楽しめない、なんてことはありません。
そら、大型ツアラーの方が楽に走れるかもしれない。
だから何?
楽を求めてるの?
普段使いで苦楽を共にしているバイクで行くツーリングの方が、楽しいに決まってます。
- 週末の早朝、家族が起き出す前のショートツーリングだったとしても
- 数年に1度の北海道ツーリングだったとしても
疲れたらその場でコーヒーでも沸かして休憩すればいいだけのこと。
あわてない、あわてない。
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