レブル250は、足つき良くて乗りやすいエンジン特性です。
シンプルでタフな外観も相まって、250ccクラスで一番人気のバイクです。
しかし、欠点が無い訳じゃ無い。収納スペースが全く無いのです。
シート下には本当に何も入らない。
なのでレブル250でツーリングに行くのなら、サイドバッグは必須です。

種類が多すぎて選べない!
どんな素材、どんな容量を買えばいいの?
おすすめは?
そんな疑問を解消して、スッキリしよう。
レブル250に似合うサイドバッグ
- 容量
- 右側 10Lほど
- 左側 15L~20Lほど
- 素材
- 本革 革を育てるのが好きな人
- 合皮 コスパ良く革の風合いを楽しみたい人
- 化繊 傷を気にせず使い倒したい人
見た目で選べば本革、機能で選ぶなら化繊、合皮はその中間
こんな内容を知ってスッキリしよう。
レブル250は、バッグを付けないシンプルなスタイルがカッコいい。
しかし、サイドバッグを付けると一気に旅の匂いがしてきて、これもまたカッコいい。
好みのサイドバッグを付けてアイテムを詰め込んで、ツーリングに出掛けよう。
レブル250に似合うサイドバッグ【左右の容量】

サイドバッグの容量は、大きければ大きいほど良いに決まってる。
何でも好みのものを詰め込め込めるからね。
でも、レブル250はクルーザーとしてはコンパクトな部類です。
大型クルーザー向けの大容量バッグを付けるとアンバランスになってしまう。
まずは、レブル250に似合うサイズを知っておこう。
右サイドバッグは、10Lほど

レブル250の右側にはマフラーがあるので
大きなバッグだと干渉してしまう
熱いマフラーと干渉して焦げたり溶けたりしないように注意しよう。
バッグの形状にも依るけれど、10Lまでバッグであれば、マフラーと干渉することは無い。
左サイドバッグは、15~20L

レブル250のサイズ感から15~20Lほどが適正
大きすぎるとバランス悪い
左側サイドバッグは、大きさの制約がありません。
右側と同じサイズでシンメトリーにするのも良いし、大は小を兼ねるという考えも良い。
ただ、大型クルーザー向けの大容量タイプは、コンパクトなレブル250にはサイズ感が合わない。
もちろん、荷物を満載したレブル250は旅を感じさせてくれるので、あえて積載量優先で大きなサイドバックもありだけどね。
レブル250に似合うサイドバッグ10選【本革・合皮・化繊の比較】

サイズ感の次は、どんな素材のサイドバッグにするか?
一般的に流通してるサイドバッグの素材は3種類。
どのタイプにもメリット・デメリットがあるので、自分のスタイルにあった選択が必要です。
メリット | デメリット | |
---|---|---|
本革 | 質感が高い 長く使える | 高価格 雨に弱い 傷つき易い 手入れが大変 |
合皮 | 安価 手入れが楽 雨に強い | 傷つき易い 5年程度の寿命 |
化繊 | 安価 雨・傷に強い 長く使える | 質感は革に負ける |
- 質感の高い本革を選ぶか
- コスパの良い合皮を選ぶか
- 質実剛健な化繊を選ぶか
それぞれの特徴とおすすめサイドバッグを紹介します。
1.質感の高い本革のサイドバッグ

本革を選ぶ理由は、『質感』の一点突破
本革のメンテを楽しめるのなら、おすすめ
バイク乗りにとって本革は、身近な存在です。
本革ライダーズジャケットは、その耐擦過性の高さから転倒時に裂けずに守ってくれる。
本革ブーツもしかり。
そして本革の最大の特徴は、経年変化で魅力が増してくること。
他の素材は使い込むにつれてボロくなっていくだけだけど、本革は使い込めば混むほど深い色合いになり、風格が増して来る。
ただし、メンテあってこそ
本革は、定期的に油分を足してやる必要があります。
ミンクオイルをよく聞くと思うけど、より本革に浸透するラナパーがおすすめ。
カビが発生し難くて、伸びも良い。
使いっ放しにしてると油分が抜けてカサカサになり表面にヒビがはいってしまう。
雨に濡れると、雨シミになって残ると共に、型崩れしてしまう。
しかし、定期的に汚れをふき取ってオイルメンテすれば、10年は軽く持ちます。
年数がたつほどに、濃い色合いに『育つ』。
手入れを面倒だと思わずに、育てる喜びを感じられるのなら、その質感で最高の素材になる。
“デグナー レザーサドルバッグ SB-36A 9-17L
本革アイテムと言えば、デグナー。
デグナーは1987年創業、京都本社のバイク用品を扱う日本企業です。
革製品を中心に、センスのいいアイテムで知られてます。
- 縦35×横42.5×幅12~15(cm)
- 容量:9-17L
- 素材:バッファローレザー3mm(クロムレザー)
- 付属品:取付けベルト×2本、専用レインカバー
SB-36Aは、荷物に応じてベルトで厚みを調整することで、容量可変できる本革バッグ。
MAX17Lもあるので、ツーリングの帰りにかさ張るお土産を買っても安心です。
デグナー レザーサドルバッグ SB-76 9L
- サイズ:縦29×横33.5×厚み14(cm)
- 容量:9L
- 素材:牛革
- 付属品:取付ベルト×2,レインカバー×1
デグナーの9L本革サイドバッグ。
革の質感に高級感があり、容量も9Lなのでコンパクトなレブル250に似合う。
本革の経年変化でどう化けるか、楽しみなモデル。
デグナー レザーサドルバッグ SB-869ST 12L
- 素材 :牛革(天然タンニンなめし)
- サイズ:縦31×横40×幅14(cm)
- 容量:12L
- 付属:レインカバー、ステーセット
レブル250用のサイドバッグ取り付けステーが付属するので、別途用意する必要が無い。
専用設計の車体ステーを使用し、ワンタッチで取り付け・取り外しが出来る。
目的地についた後、容易に荷物を取り外し宿へ移動できる。
2.コスパの良い合皮のサイドバッグ

かつて安物の代名詞だった合皮だが
現在では本革と見分けがつかない
合皮(シンセティックレザー)は、かつてフェイクレザーと呼ばれてました。
布地に合成樹脂を塗布して本革のようなシボを型押しし、見た目や質感を再現したもの。
一目で偽物とわかる安っぽい外観で、ダサいと嘲笑される存在でした。
しかし、もし今も合皮はダサいと考えているのなら、大間違い。
最近の合皮は、本革と見分けがつかないほどに進化してます。
外観・手触りで本革・合皮を見分けるのは一般ユーザーには不可能なレベルに達してる。
それでいて価格は、本革が5~6万で、合皮が1~2万と、1/3程度。
雨に濡れても平気だし、定期的なオイルメンテも不要。
ガシガシとバイクに乗る人には、使い勝手がいい。
弱点は寿命だが

唯一の弱点は、5年ほどで本革に似せた樹脂が加水分解してべたつき寿命となること。
本革の10年以上の寿命と比べると、見劣りします。
しかし、本当に目移りせず10年以上同じバッグを使い続けるのか、疑問。
それに、価格が1/3なのだから、寿命が1/2でも十分コスパがいい。
合皮のサイドバッグを使うのは、十分アリ!
唯一の懸念は、合皮であるとあなたが知っていること。
ヘンリービギンズ サイドバッグ DHS-2 12L
- 容量:12L
- 材質:合皮×1680Dポリエステル
- サイズ:縦270×横360×幅120mm
- 付属:レインカバー、ドリンクホルダー
ヘンリービギンズは、バイクパーツメーカの雄で日本企業のデイトナが展開するバッグ&ウエアのブランド。
この合皮の12Lバッグは、Amazonで人気No.1を誇ってます。
生地の質感、糸の色、金具の形状どれもが、日本ブランドならではの心くばりを感じます。
ダブルファスナーなので、ダイヤルロックで盗難抑止が可能なのもいい。
街乗りに、ツーリングに使い倒したくなる。
DEGNER サドルバッグ DSB-2 17L
- サイズ:H30×W44×D14(cm)
- 容量:17L
- 素材:シンセティックレザー
- 付属品:レインカバー・取付けベルト×2本
デグナーの合皮モデル、最大の17Lモデル。
本革に引けを取らない上質な質感で、雨に濡れても心配なし。
バーナー・コッヘル・折りたたみチェア なんでも入ってしまう。
ヘンリービギンズ サイドバッグ サドルバッグ DHS-21
- 材質 合皮
- 容量 12L
- サイズ 縦270x横360x幅120mm
- 付属 レインカバー、ドリンクホルダー
ダイヤ柄が新鮮で、内部は真っ赤な裏地でその気にさせてくれます。
もちろん、日本製品ならではの作り込みは言うまでもない。
3.質実剛健な化繊のサイドバッグ

化繊は、傷に強い
酷使にもへこたれない
本革にすり寄る合皮が男らしくないと重いのなら、化繊。
バイクジャケットにも言えることだけど、ハイテク素材を使った化繊は本革に対し全ての面で凌駕してます。
軽くて・ひっかき傷に強く・雨も平気で・型崩れしない。
本革が勝負できるとすれば、唯一『質感』というあいまいな領域でしかありません。
本革のサイドバッグは、ツメでひっかいてしまうと簡単に傷ついてしまうけど、強化ナイロン繊維を使ったバッグはビクともしない。
防水タイプであれば、雨が降ってきてもカバーをする必要も無い。
見た目より機能性を重視するのなら、化繊が最有力。
ヘンリービギンズ サイドバッグ DHS-20 8L
- 材質
- 容量10L
- サイズ:縦270x横360x幅120mm
インナー防水構造だから走行中の突然の雨でも安心です。
底面は熱に強い帆布生地なので、マフラー側に使っても安心。
防水構造なので、レインカバーは付属しない。
ヘンリービギンズ サイドバッグ DHS-9
- サイズ:H280×W345×D90(mm)
- 容量:8L
グリーンの発色が目を引くコンパクトなサイドバッグ。
使い勝手が良く、デザインが秀逸!
それでいて防水構造なので雨でも安心。
普段使いにはピッタリなサイズ感で、バイクに乗る頻度が増えそう。
デグナー サイドバッグ NB-92
- サイズ:H28×W42×D18(cm)
- 容量:12L
- 素材:ポリエステル
デグナーの防水バッグ。
ロールトップ式なので、雨の日でも安心。
付属のベルトを使えば、目的地に到着後はバックパックとして使用できます。
ホンダ 純正 レブル250サドルバッグ 14L
- 容量 約14L
- サイズ 約325(高さ)×約320(幅)×約139(奥行)mm
- 材質 ナイロン
レブル250純正オプションのサイドバッグ。
タフで軽量なバリスティックナイロンを採用しているので擦り傷に強い。
防水インナーバックも付属していますので雨でも安心。
専用の車体取付ステーを使うことで、ワンタッチで取り付け・取り外しが可能。
レブル250に似合うサイドバッグ10選 まとめ

レブル250にサイドバッグを付ければ、唯一の弱点【収納が全くない】が解消されます。
本革・合皮・化繊の選択は難しい。
けれど、マメに手入れするのが好きで、雨に濡れないようにケアできる自信が無いのであれば、合皮・化繊がお勧めです。
比較的価格も安いしね。
サイドバッグが付いたレブル250は、理想のバイクにまた一歩近づきますね。
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