どこに行くにも一緒だったバイクとも、いずれ別れるときが来ます。
大切にしてきたバイクだからこそ、正しく評価してもらい高値で買い取って欲しい。

立ちゴケ傷は、修理しといた方が良いの?
『修復歴あり』になって査定ダウンしない?
そんな疑問を解消します。
新車から3年以内のキレイなバイクなら、直してから売った方がいい
- 修理費用より査定ダウン幅の方が大きくなりがち
- フレームを修復したときだけ『修復歴あり』になる
5年以上経って走行距離も伸びてるなら、立ちゴケ傷は治さなくてもOK
こんな内容を知って、スッキリしよう。
立ちゴケしても、走行に影響しない傷ならばそのままにしてるかもしれない。
修理した途端、また立ちごけして同じ場所が傷つく、っていうジンクスもあるしね。
でも、バイクを手放すときには、そのままにしておくのか、直してから手放すのか。
正しい判断をして、損をしないようにしよう。
立ちゴケ傷を直したら『修復歴あり』になるの?直さない方が査定アップ?

どんなに注意してても、アッと思った時にはもう遅い。
立ちコケする日もあります。
- ブレーキレバーが折れた
- シフトペダルが動かない
- ウインカーがもげた
そんな走行できないような傷なら、直すしかない。
でも、走行に影響しないような傷なら、そのままにしてたりもする。
- カウルのガリ傷
- カウルの割れ
- マフラーの傷
いざ、バイクを売る時には、傷を直してから売った方が良いのだろうか?
ケースバイケースと言ってしまえばそれまでだけれど、おおよその目安は知っておこう。
新車から3年以内のキレイなバイクなら、直してから売った方がいい

新しいバイクは、傷による査定ダウン幅が大きい
傷を直す費用の方が小さくなりがちなので直そう
新車から3年程度しか経っていないバイクを欲しがる人は、キレイなバイクを望んでます。
新車に見劣りしないバイクを、新車より安く買いたがっている。
そんな人向けにバイクを仕入れるのだから、傷ついたバイクへの風当たりは強い。
目立つ部分の傷だと、無傷の場合より10万円も査定が下がることも珍しくない。
でも、傷ついたパーツが5万円以下で通販されてたりもする。
だから、傷ついたパーツを交換してからバイクを売った方が、差し引き得をすることが多い。
なら、立ちゴケしたら放置せずに、直ぐ修理しろと思うかもしれないけど、
いつ売ることになるかなんて、その場では解らないし、財布の都合も有るからね。
そして、修理した途端にまた、同じ場所を断ちゴケで傷つけたら目も当てられない。
修理はDIY前提

立ちゴケ傷の修理は、通販でパーツを手に入れて自分で交換前提
ショップに依頼すると、工賃が必要なので直さない方がいいかも
修理費用とバイク売却価格の下落の比較は、あくまで自分で修理する前提です。
通販で代替パーツを購入し、DIYで交換することを想定してます。
もし、ショップに立ちゴケ傷の修理を依頼するつもりなら、修理しない方が良いかも。
修理工賃が乗ってくると、修理費用と査定額低下の比較が逆転する。
直した方が、損をする。
せっかく直しても、修理代の方が高かったら、直した甲斐が無い。
もちろん、立ちゴケ傷の内容にもよるけどね。
査定は複数業者を呼んでおこなおう

複数のバイク買取業者を同時に来てもらい
セリを行わせると、高値で売れる
バイクの下取りに出すより、バイク買取業者に出した方が高く売れるのは常識です。
その上で、複数の買取業者を同時に呼べば、もっと高く売れる。
買取業者も商売なので、簡単に限界価格は出してきません。
複数業者に競争させることで、初めて限界の査定額が出てきます。
⇒ KATIX(カチエックス)
写真を送って一括査定
⇒ バイク王 無料お試し査定
業界No.1
⇒ カスタムを高評価 パイクワン
カスタムを高評価
⇒ 大型・旧車なら バイクブーン
旧車が得意
詳しくは、ここ
直しても、『修復歴あり』にはならない

立ちゴケの傷は、パーツ交換で治るような軽微な傷
『修復歴あり』にはならない
バイクの中古車サイトを眺めているとき、『修復歴あり』の表示があるバイクに気付いたことがあるかもしれない。
これはいわゆる『事故車』。
修復歴の無いバイクに比べ、大幅に安く取引されてます。
なので、立ちゴケ傷を直すと、『修復歴あり』になりバイクの査定が下がってしまう、と心配かもしれない。
でも、立ちゴケ傷を直す程度では、『修復歴あり』にはなりません。
修復歴の定義

『修復歴あり』は、バイクのフレームを修正した場合
修復歴あり・なしは、厳密に定義されてます。
『販売する中古車にフレームの修復歴がある場合には「有」と表示するとともにその内容を明示するものとし、フレームの修復歴がない場合は「無」と表示するものとする。』
自動車公正取引協議会 二輪自動車公正競争規約集 12条
事故でフレームが曲がってしまったバイク。
そのフレームを直して、また乗れるようにしたバイクが『修復歴あり』。
立ちゴケ程度で、フレームが曲がるなんてありえないので『修復歴あり』にはなりません。
修復歴ありバイクには、手を出さない方か
『修復歴あり』のバイクは、フレーム修正してる。
正しく修正されたバイクなら問題ないけれど、なんちゃって修正のバイクも混じってます。
見た目じゃ区別付かないので、よほど納得づくで無ければ手を出さない方がいい。
いざ、購入して乗ったら、真っ直ぐ走らなかったら笑えない。
5年以上経って走行距離も行ってるなら、立ちゴケ傷は治さなくてもOK

年季の入ったバイクは、立ちゴケ傷はそのままでいい
カスタム前提だったりする
5年以上である程度距離も行っているのなら、立ちゴケ傷を直す必要は無い。
全体的にヤレて来ているだろうから、立ちゴケ傷も目立たないはず。
カスタム前提で探している人も多いので、傷を直してもムダになることもある。
バイクの査定においても、傷による減額は、年浅なバイクよりはるかに小さい。
パーツ交換費用 < 査定額定価 になるので、直さない方が得。
立ちゴケ傷を直したら『修復歴あり』になるの? まとめ

- バイクのフレームが曲がるほどの事故で無ければ、『修復歴あり』にはなりません
- 交換可能なパーツを交換しただけでは、『修復歴』は付きません
だから立ちごけ傷を直しても、修復歴がついて査定額が大きく下がることは無い。
古いバイクなら、直さずにそのまま売った方が得です。
交換パーツ代ほど、査定額は上がりません。
新しいバイクの場合は、悩ましいけれど、DIYで修理してから売った方が良い場合が多い。
新しいバイクは、キレイなバイクの方が付加価値が付くからね。
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