レブル250のタイヤ交換で悩んでませんか?
2万Kmが近づいて、スリップサインが気になったら、早めに交換したい。
でも、適合するタイヤを眺めてて、気付きます。

バイアスタイヤばかりじゃん!
ラジアルタイヤの方が高性能なんでしょ?
なぜ、ラジアルタイヤ選択肢が無いの?
そんな疑問を解消します。
レブル250にラジアルタイヤは不要だから無い
低速での性能はバイアスタイヤの方が良い!
ラジアルの方がハイスペックなのは確かだけど
スペックに捉われず、好みのブランド・タイヤパターンで選ぼう
こんな内容を知ってスッキリしよう。
レブル250はラジアルタイヤが必要に成るようなバイクじゃない。
それに、ラジアルタイヤに替えたらバイク操作が上手くなるなんてこと、絶対にありません。
レブル250は、トコトコ走るのが楽しいバイク。
レブル250には、ラジアルは不要、バイアスタイヤの乗り心地の方が必要なのです。
バイアスタイヤとラジアルタイヤの違い

そもそも、バイアスタイヤとラジアルタイヤは何が違うのか?
違いが分かれば、なぜレブル250に適合するラジアルタイヤが無いのかがります。
単純に、ラジアルタイヤがバイアスタイヤの上位互換という訳じゃ無い。
バイアスタイヤとラジアルタイヤの違い【構造・乗り心地】

バイアスタイヤ | ラジアルタイヤ | |
---|---|---|
低速乗り心地 | 〇 | |
高速乗り心地 | 〇 | |
グリップ | 〇 | |
剛性感 | 〇 | |
軽量 | 〇 | |
価格 | 〇 |
タイヤは、カーカス(タイヤの骨組み)をベルト・ブレーカーで締め付けた上に、トレッド(ゴム)を被せた構造。
元々タイヤは、全てバイアス構造でした。その後、ラジアルタイヤが開発された。
バイアスタイヤは、カーカスを斜め(バイアス)に交互に組み込むことでタイヤ自体の剛性を挙げてます。
タイヤ自体の剛性が高いため、空気圧が低くてもタイヤが潰れません。
このため低空気圧で使えるので、低速での乗り心地がいい。
しかし、インフラが整備されて走行スピードが上がってくると、タイヤの剛性が高いのが裏目に出ます。
剛性が高いため、高速では路面追従が出来ず弾かれてしまい乗り心地が悪くなる。操安も難しくなった。
そこで、タイヤのカーカスを放射線状(ラジアル)に配置することでサイドウォールが柔軟なラジアルが開発された。
これにより、高剛性なトレッド、しなやかなサイドウォールが実現されました。
高速域の乗り心地・操安を追求したのがラジアルタイヤです。
比較の詳細は、ココ

ラジアルタイヤの性能を引き出せるのか?

ラジアルタイヤの方が高性能なのは確か
でも、ラジアルタイヤが全てにおいて上位互換じゃない
そもそも、あなたは高性能が必要な走りをしてる?
オフロードバイクにラジアルタイヤは、愚の骨頂。
空気圧を落としてグリップ良くしようとしたら、あっという間に潰れてパンクします。
サイドウォールを岩に当てたら、簡単にタイヤが裂けてバースト。
ラジアルタイヤの高性能を生かせることが出来て、初めてラジアルタイヤを履いた意味が出ます。
部位によって作り分けられるのが、ラジアルタイヤのメリットです。
- トレッドは、ガッチリした剛性でハイグリップ
- サイドは、柔らかくして路面追従
高速になっても腰砕けない剛性感と、高速での路面追従性の良さがラジアルタイヤの特徴。
安心してコーナリングできます。
- グリップ不足を感じてる?
- 高速域で腰砕けを感じる?
ラジアルタイヤが、全てにおいてバイアスを上回る訳ではありません。
低速域でしか使わないのなら、バイアスタイヤの方がメリットが大きい。
レブル250でいつも、どんな道を走ってる?

であれば、ラジアルタイヤの出番だけど
そもそも、バイク選びを間違えている
- 法定速度を大きく超えるようなスピードで、高速道路でカッ飛ぶののが好き
- 追い越し禁止なんか気にせずに、峠道を攻めて走るのが好き
400cc以上のスポーツバイクで、そんな乗り方をするならラジアルタイヤが必要なのも理解できる。
でも、250ccクルーザーのレブル250で、それを目指してるの?

もしそうなら、おすすめはココ。
バイクの写真を送るだけなので、簡単。
それでいて高額査定が引き出せます。

特にレブル250は人気なので、期待が持てる。
バイアスタイヤの特徴

- 構造が簡単なので、安い!
- 低剛性
バイアスタイヤは、低剛性です。
でも、言い方を変えれば、タイヤ全体がしなやかなので乗り心地がいい。
更に、安い!
構造が簡単なので、安い!
バイアスタイヤの一番の特徴は、安いこと。
リッターバイクのハイパワーを受け止めるなら、前後で10万円のラジアルタイヤがふさわしい。
だけど、250ccでトコトコ走るなら、昔ながらの単純な製法で安価に作れるバイアスがおすすめ。
あなたの乗り方がトコトコ派なら、バイアスの方が向いてる。
なぜ、レブル250にはバイアスタイヤしか無いの?

レブル250がが高速道路に向いていないのは、他の250ccバイクと同じです。
- レブル250の最高速度は、頑張って130km/h
- 常用出来るのは、80km/h~90km/h程度
(4気筒250ccは除く)
レブル250の主戦場は、街乗りと週末ツーリング。
(もちろんロングツーリングが出来ない訳じゃ無いけどね)
さらに、レブル250が履くタイヤのサイズは、
- 前:130/90-16インチ
- 後:150/80-16インチ
一般的なバイクは、17インチタイヤ。そして前輪70、後輪60~50といった扁平率が平均的です。
それに比べて高扁平でエアボリュームがあるレブル250のタイヤ。
路面の衝撃を受け止め乗り心地の向上に貢献してます。
もちろん、見た目のボリューム感にも貢献している。
高扁平に向いているラジアルの出番は有りません。
ラジアルタイヤとは真逆

街乗りや郊外をトコトコ低速で走るのが楽しいレブル250。
足つきの良さや、低速よりのエンジン設定が主要因だけど、タイヤの選択もその一員です。
乗り心地良く、直進安定性の高いレブル250は、下道で50~60km/hで流すのが楽しい。
そのキャラクターを作り出してるのが、バイアスタイヤのエアボリュームです。
高剛性なラジアルタイヤの出番は無い。
だから、レブル250のタイヤ交換候補も、ラジアルタイヤで十分なのです。
レブル250のタイヤ選び

では、バイアスタイヤの中から、どれを選べば良いのか?
今どきのタイヤで、とんでもないハズレタイヤなんて有りません。
バーストし易かったり、あっという間にヤレてしまうようなタイヤは、今どき無い。
それに、公道を合法的に走るに置いて、タイヤのメーカによる違いなんて解りません。

やっぱり海外メーカのタイヤはイイ!
グリップ良くて、限界も解り易い
何ていう人も居るけれど、マユツバ。
一般のサンデーライダーにタイヤの違いが解るのだろうか?
- スリップサインが出るほど消耗したタイヤ
- 経年変化でカチカチになったゴムのタイヤ
そんなタイヤから乗り換えれば、どんなタイヤだって滑らかでグリップが良いに決まってる。
素人が行動を法定速度プラスちょっとで走る領域で、差なんて解るはずもない。
ブランドとタイヤパターンで選ぼう!
- ミシュラン好きなら、ミシュラン一択
- 派手なタイヤパターンで選ぶのもアリ
どのタイヤを選んだとしても、大外れが無いとすれば、ブランドとタイヤパターンで選ぶのがおすすめ。
日本人のブランド好きは、だれもが知るところ。
心のよりどころとして、自分の信じる○○の製品を選んでおけば間違いない!
守りに入るならブランドだけど、逆に攻めるならタイヤパターン!
当たり前なタイヤパターンは、きっと皆がそこにたどり着くからだろう。
でも、そんな保守的な考え方はブランドに任そう!
あり得ない個性的なタイヤパターンで選べば、自分らしさの主張です。
どれを選んだって、大外れは無いから心配しなくていい。
たぶん、きっと、おそらく。
なぜ、レブル250にはバイアスタイヤしか無いの? まとめ

レブル250に合うタイヤに、ラジアルタイヤが無いのは、不要だから。
わざわざ、高いラジアルを選ぶ理由が無い。
むしろラジアルは有害なので、バイアスタイヤから好みのものを選ぼう。
ブランドか、タイヤパターンで選べば、きっと幸せになれます。
なんでも、高価なら良い物だと思うのは、悪習だからね!
バイアスがラジアルの廉価版なんてことは無い。
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