レブル250はカッコいいけれど、収納が全くないのが惜しい。
これには、サイドバッグを付けて解消している人が多い。
レブル250のようなクルーザーにサイドバッグは、スタイルも崩さず相性が抜群ですね。

でも、泊りツーリングだと
サイドバッグだけでは足りない。
リアキャリアを付けて積載アップはダサい?
そんな疑問を解消します。
レブル250にリアキャリアを付けて、荷物満載にしてる姿はカッコいい
でも、荷物が無くリアキャリアだけの状態はダサい
リアシート交換タイプのリアキャリアならばシルエットを壊さないので
荷物が無い状態でもダサく無い
こんな内容を知ってスッキリしよう。
レブル250に限らず、どんなバイクでもリアキャリアを付けると生活感が出てしまう。
利便性を取るか・カッコ良さを取るか、2択だと思ってませんか?
二兎を追って、二兎を捕まえてしまおう。
なぜ、リアキャリアはダサいのか?

結論を先に言ってしまうと、バイクは機能美の乗り物です。
屋根やエアコンなど、走るのに必要なモノを削ぎ落した究極の姿がバイク。
エンジンに跨って走るという、狂気の乗り物なのです。
そんなバイクに、走りに関係無いキャリアなんて邪道だからダサい。
バイクメーカが標準装備してないのは、理由があるのです。
旅バイクというカッコよさ

走りに特化した狂気なバイクに、走りに関係の無い荷物を満載するという狂気
狂気に狂気をプラスすると、大荷物がカッコよく見えてくる
走るために全てを捨てたバイク。
雨が降れば濡れるし、日が暮れれば寒い。
そんな不自由なバイクに身を任せて旅に出たくなるからおもしろい。
例えば至れり尽くせりの豪華客船。船窓から外界を眺めながら世界一周したって、何も解らない。
- その土地の独特な匂い
- 朝露に濡れた草木のざわめき
- 頬からうなじへと抜けていく風の心地よさ
体を剥き出しして、エンジンに跨っているからこそ見えてくるものがあるのです。
車なら車内はプライバシーに守られた自分だけの空間です。
でも、バイクにプライバシーを守れる空間など1ミリも無い。バイクに跨り自宅を出た瞬間からアウェイ。
荷物を満載した旅バイクからは、求道者にもにた覚悟が匂うから、カッコいいのです。
他人からのダサい、は気にしなくてOK

他人が見てどう思うかは、気にしなくていい
自分がダサいと感じるか否かだけ
リアキャリアを付けることにより、バイクがダサくなるか、ダサくならないかはあくまで主観。
他人の目なんて気にしなくて良い。
自分がカッコいいと思うのならば、どんなカスタムでもOKです。
他人に好かれる『おりこうさん』で居ても仕方ない。
やりたいことをやらなきゃね!
※もちろん、他人の迷惑にならない範囲ですよ
荷物を積んでないリアキャリアのダサさ

荷物を載せてこそ、存在意義があるリアキャリア
荷物を積まないのならバイクに不要なもの、ダサい
削ぎ落す美学の上に存在するバイクが、不要なものを装備しているのだから、ダサい。
荷物の下で縁の下の力持ちに徹するべきリアキャリアです。日の光の下に出て来たって、評価のしようが無い。
裏方は裏方としてひっそり輝けばいい。
荷物がないのにリアキャリアだけがある姿は、ダサい。
だからリアキャリアは、出来ればロングツーリングの時だけ装備したい。
普段の街乗り・週末ショートツーリングには、リアキャリアの出番は無い。サイドバッグで十分なのです。
だけど、付け外しが面倒だと思ってますか?
バイクに固定してあるボルトを4本付け外しすだけ。30分も掛からない作業だけれど、それが面倒?
だから、裏方のリアキャリアをさらして走り続けるの?
仕方ない。
であれば、せめて比較的見栄えのいいリアキャリアを紹介しよう。
ちなみに、サイドバッグはダサく無いのかと言われそうだから、予防線を張っておこう
サイドバッグはバイクのシルエットを壊さないから、ダサく無い
レブル250におすすめのリアキャリア

ここでも、いきなり結論を言ってしまおう。
おすすめのリアキャリアは、リアシートを取り払って代わりに付けるタイプです。
おすすめのリアキャリアは2つ。
こちらのタイプは、リアの形状に沿って曲線を描いてます。
リアのシルエットに馴染むので、目立ち過ぎることが無く、おすすめ。
もう1つは、安心安全の日本メーカ品、デイトナのフラットキャリア。
こちらは名前の通り上面がフラットなので、荷物の固定としては都合が良い。
しかし、リア周りのシルエットに馴染みにくい。
実用性を取るか、美しい曲線を取るか。判断は任せるが、この2つがおすすめなのは間違いない。
なぜ、リアシート交換タイプがおすすめなのか?

リアシートに誰かを乗せることがある?
不要なモノは、極力撤去しよう
リアシートを残したまま、その後ろにリアキャリアを付けて、タンデム可能とするのが一般的です。
けれど、リアシートを使う予定が無ければ、リアシート位置にリアキャリアを設置するのがおすすめです。
リアキャリアが後ろに突き出ることで、バイクのシルエットが壊れることを防げます。
そのため、荷物が無いのにリアキャリアを付けっ放しにしても、違和感が無い。
バイクの定員は2人なことが多いけど、元々は1人で乗るもの。
リアシートを取り払うことで、ストイックさをアピール出来ます。
タンデム可能なリアキャリアのおすすめ

タンデムの可能性を残したいのであれば
荷物が無い時のシルエットを考慮して選ぼう
タンデムするのでリアシートが必要だというリア充なら、バイクのシルエットなんて気にしない。
車体と一体感のあるリアキャリアを選ぶことで、多少の事は許してしまえる度量の大きさを持った方が良い。
エンデュランス
エンデュランスのリアキャリアは、車体フレームと一体感があり違和感を感じ難い形状です。
塗装も日本企業らしく丁寧で、キズやサビへの耐性も考えられてます。
そして特筆すべきは、積載量8kgと他社より優れていること。
リアキャリアのメーカ指定耐荷重を守っている人は居ないとは思うけれど、安心材料にはなります。
キジマ
車体への取り付け部分に一工夫あるのが、キジマ。
レブル250には、荷掛けフックが無く、荷掛けコードを使い難いという弱点があります。
しかし、キジマのリアキャリは、キャリア部はもちろん、車体への取り付けステー部に穴あけすることでに荷掛けフックとして使えます。
荷物と離れた場所に荷掛けポイントを作るのが、荷崩れしないコツであることを解ってますね。
積載量5kgと少なめなのは、気にしない・気にしない。
スペシャルパーツ武川
リアキャリアを目立たないようにしよう、なんて男らしくない。
ヘビービューティーを見せつけるスタンスなのが、スペシャルパーツ武川。
頑丈な骨組みに、タンデムグリップも装備してしまった。
積載量は、最大級の10kg。
バイクのシルエット?何それ美味しいの?
レブル250にリアキャリアを取り付ける方法

簡単に言ってしまえば、
- リアシートと交換するタイプ
⇒ リアシート固定ボルト2本を外し、リアシートと入れ替えて固定するだけ - リアシートを残すタイプ
⇒ レブル250リアフェンダー部のボルト4本を外し、リアキャリアと共締めするだけ
いずれにしても、六角レンチ1つあれば済む作業です。
リアシートと交換するタイプの取り付け注意点

- リアシートには、後ろ側に1つボルトがあるだけに見えるけど、前にもある
- 前側ボルトに使われてる特殊形状スペーサーは無くさないよう、大事に取っておく
リアシートを眺めると、後ろ側にボルトが1つ見えるだけです。
しかし、後ろ側ボルトを外しても、リアシート取り外せません。
後ろ側にボルトを取った後、リアシートと前に押し出せば、リアシートが外れる。

前側は、シート下のボルトにフックで引っ掛けてあるのです。前に押すことで、このフックが外れて取れる構造です。
リアシートが外れたら、前後2つのボルトでリアキャリアをねじ止めすれば完成。
簡単ですね。
前側ボルトのスペーサーは大事に保管

前側ボルトに使ってあるフック引っ掛け用のスペーサーは、リアキャリアには使いません。
写真中央のシルバーの部品が、スペーサーです。
いつか、リアシートに戻す日のために、リアシートに括り付けて大事に取っておこう。
そんな日は来ないと確信できるなら、投げ捨ててもOK!
リアシートを残すタイプの取り付け注意点

リアフェンダーの4つのボルトは、鬼固くボルトが締まってる
ボルト頭を舐めたり、ケガに注意
とにかく、鬼トルクでボルトが締まってます。
- 精度の良い六角レンチ
- 柄が長くトルクが掛けられる六角レンチ
ちゃんとした六角レンチを使わないと、必ず失敗します。
六角穴を舐めてしまい、救済のためショップに駆け込むはめになるか、
六角レンチに全体重を掛けているときに『バキッ』という音と共に突然ネジが回り出しケガをする。
スナップオンの工具をセットで揃える必要はないけれど、SK11(藤原産業のブランド名)、TONEとかは使いたい。
特にSK11のこの六角レンチは、色でサイズが解るのでおすすめ。
ノーブランドの中華は高トルクの場所には使わないで。
ボルト交換も視野に

サイドバッグステー、リアキャリアの両方を共締めするなら、純正のボルトでは短すぎてネジが十分掛からない。
写真で上のボルトが純正ボルト、下が用意したワンサイズ長いボルトです。
ワンサイズ長い鉄ネジは、1本100円程度です。
長い鉄ネジに交換しておこう。
ケチってねじ山を潰したり、キャリアが脱落しては元も子もない。
レブル250にリアキャリアはダサい! まとめ

バイクにリアキャリアを付けて、カッコ良くなることは無い。
市販状態が完成系なので、リアキャリアが後ろに伸びるとシルエットは崩れます。
生活感がにじみ出て、ダサく成ります。
タンデムする可能性が無いのなら、リアシートと交換するタイプのリアキャリアがおすすめ。
バイクのシルエットを壊しません。
タンデムするのであれば、バイクのシルエットは諦めるしかない。
しかし、それを上回るメリットがあるのなら、有り。
荷物を満載してのタンデムツーリングは、楽しいに決まってるからね!
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