バイクツーリングの記念写真は、いつも同じ構図です。
気に入った風景の前にバイクを置いて、「パシャ」。
一方、バイクの旅番組で見る、ドローン撮影の映像が美しい。
絶景を走るバイクを、上空からとらえた美しい映像に息をのみます。

自分もドローンでツーリング画像を撮りたい!
どうすれば良いの?
そんな疑問を解消します。
1人でバイクのドローン動画を撮るなら、バイクを自動追尾するように設定して飛ばせばいい。
ドローンの性能的には、バイクを自動追尾し映像を撮るのは可能です
ドローンを規制する法的なハードルは高いけど、不可能じゃない
- 100g以上のドローンは規制が多く、ムリ
- 100g以下ドローンなら、比較的自由に飛ばせる
自動追尾で撮れば走行動画を楽しめるので、安価なモデルで試してみよう
自動追尾モードで撮影可能な条件
- 風が無い
- 30km/hほどのゆっくり走行
- 電線・看板・人や車の往来が全くない、見通しの良い道
- 自動追尾モードのあるドローン
こんなな内容を知って、スッキリしよう。
バイクツーリング中の姿を、友人の操縦するドローンで撮ってもらうのが一般的です。
しかし、ソロツーリングでもドローンの自動追尾モードを使えば、撮影は可能。
ただ、どこでも飛ばしてOKな訳じゃ無いので、他人に迷惑が掛からないように楽しもう!
バイクツーリングをドローンで撮影する方法!法的制約
とりあえず2つのVを見て下さい。
ドローンを手に入れると、こんなバイクツーリングが待っている。
かも。
最近のドローンは高性能なので、バイクを自動追尾して撮影するのも容易です。
ツーリング動画を上空から自撮りも可能。
しかし日本ではドローンに対する法的な制約が大きい。
残念ながら、2つの動画はどちらも海外で撮影されたものです。
日本でこんな動画を自由に撮るのは難しい。
でも、不可能ではありません。
ドローンの重量が100g未満か・以上かで制約が変わるのです。
100g未満のドローンなら、比較的自由に飛ばせられる。
100g未満ドローンなら、バイクツーリング動画が撮れる

ドローンは重量が100g以上か未満かで規制が異なります。
もちろんバッテリー込みの状態。
100g以上のドローン
バイクツーリングの自撮りで100g以上のドローンを使うのはムリ
人や物件に衝突した場合の影響が大きい。このため小型無人機として航空法などで厳しく規制されてます。
人や建物と30m以上距離が無い場所では、飛ばすことが出来ません。
さらに禁止な場所と動作がもうけられてます。
飛行禁止な場所:

- 150m以上の高度
- 空港周辺
- 人口集中地区の上空
- 皇居・国会議事堂・原子力発電所などの上空
(小型無人機等飛行禁止法) - 私有地(民法)
- 道路での離発着(道路交通法)
- 公園(市町村条例)
飛行禁止な動作

- 夜間飛行
- 目視外飛行
- 30m未満飛行
- イベント上空飛行
- 危険物の輸送
- 物件投下
国家資格が無くても、事前申請すれば許可が下りることもある。
しかし、ドローンを自動追尾モードで飛ばしてバイクの走行動画を撮るのは、『目視外飛行』。
本来、国家資格が無いと出来ません。万全な安全対策を求められるので、現実的じゃない。
バイクツーリングの自動追尾で100g以上のドローンを使うのはムリ!
100g未満のドローン

バイクツーリングの自撮り可能
ただ、どこでもOKな訳じゃ無い
万一墜落しても軽量なので、おもちゃ扱いとなり航空法の規制を受けません。
国家資格や事前の飛行申請も不要です。
だから、ドローンを自動追尾モードで飛ばしてバイクの走行動画を合法的に撮れる。
しかし、NGな場所もあるので気を付けて。
飛行禁止な場所:
- 皇居・国会議事堂・原子力発電所などの上空
(小型無人機等飛行禁止法) - 私有地(民法)
- 道路での離発着(道路交通法)
- 公園(市町村条例)
バイクツーリングをドローンで撮影する方法!【自動追尾なら簡単】

100g未満のドローンであれば、合法的にバイク走行動画を撮れます。
ただ、いつでもどこでもOKな訳じゃ無い。
飛行禁止な場所(皇居など)の他にも、気を付けないといけないことがあります。
ドローンを自動追尾させてバイク走行動画を撮るコツは、4つ。
- 風が無い
- 30km/hほどのゆっくり走行
- 電線・看板・人や車の往来が全くない、見通しの良い道
- 人気があるドローンを使う
100g未満の軽量ドローンなのだから、それを前提に取り扱いたい。
1.風が無い

100g無いのだから、風に流されやすい
風が無い日でないとムリ
バッテリー込みで100g未満の超軽量ドローンです。
それでも最新の機種であれば、多少風にあおられても風の影響を打ち消すような走行が可能です。でも、限界はあります。
強風にあおられると制御不能になって、墜落してしまうこともある。
風の強い日は避けて、楽しもう。
2.30km/hほどのゆっくり走行

バイクの高速走行には付いて来れない
30km/hどののゆっくり走行
ドローンの自動追尾には、2種類あります。
- フォローミー
ドローンの送信機を追い掛ける - アクティブトラックモード
ドローンが画像解析し、追尾対象を追い掛ける
いずれにしても、バイクが高速走行するとドローンは付いて来れません。
追尾対象を見失ってしまう。
速度限界は機種によるけれど、50km/hほどが限界です。
道端のキノコが見えるくらい、まったり走る。
高速道路でのドローン撮影は諦めて、郊外をトコトコ走っているところを撮ろう。
3.電線・看板・人や車の往来が全くない、見通しの良い道

ドローンは障害物を自動的に避けて飛行するけど
ぶつかることもある
ドローンは、飛行ルートに看板などの障害物があると、自動で避けて飛行します。
でも、見落としや限界はあります。
- 電線などの細い障害物は、見落として突っ込んで墜落することもある
- 急カーブでバイクを見失うこともある。
100g未満とは言え、墜落したドローンが人や車にあたると2次災害を起こしてしまう。
車で走っているときに、突然ドローンが落ちてきたら驚きますよね。
田畑のあぜ道、堤防の小道など、誰もいない見晴らしのいい場所で撮影したい。
4.人気があるドローンを使う

長い物には、巻かれよう
人気があるドローンを選べば、間違いない
免許や事前申請の要らない100g以下ドローンは、低価格なこともあり人気です。
多くのメーカから多種多用のドローンが発売されてます。
その中からどのドローンを選べば、良いのか?
結論は人気があるドローンを選ぶと幸せになりやすい。
チャレンジする場面ではありません。
人気があるマックが一番良いハンバーグじゃ無い、なんて言うけれど長い物には巻かれた方が良い。
人気のドローンを2つ紹介します。
HOVERAir X1 Smart 100g未満
- 100g未満
- 自動追尾可能
- 綺麗な画像
3つを満たす唯一の製品が、HOVERAir X1 Smart 。
100g未満なので航空法の制限を受けず、自由に飛ばすことが出来る。
手軽にドローンで遊ぶには十分な性能を持ってます。
初心者でも扱い易く、手振れ補正もあるのでキレイな画像が撮れる。
ドローンで一番人気のDJIには及ばない部分は有るけれど、
100g未満のDJIは無いため、100g未満では一番人気。
合法的に撮るのなら、これ!
DJI Neo Motion Fly More 135g
ドローンと言えば、中国のDJI。
ブッチギリで世界No1のドローンメーカーです。
画像のきれいさ、飛行の安定感、多彩な飛行モード、どれをとっても大人気を誇ってます。
そのDJIの入門機が、DJI Neo。
- 目視外の自動追尾
- スマホでの目視操作
- ゴーグルでドローン映像を見ながら操作
入門機と言いながら本格的で多彩な操作が出来る人気のドローンです。
しかし、重量が135gなのです。
日本国内で自動追尾を使いバイク動画を撮るには、事前申請などが必要だからね。
色々、チャレンジしなきゃね
バイクツーリングをドローンで撮影する方法! まとめ

技術の進歩により、ソロツーリングでもバイクを自動追尾させてドローン動画を撮れるようになりました。
日本でドローンを飛ばすのは制約が多いけど、あきらめるのは惜しい。
ドローンは、きっとツーリングをより楽しいものにしてくれます。
あとから自宅で動画を見て振り返るのも楽しい。
くれぐれも、他人の迷惑にならないようにね!
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