洗車好きの人に悪い人はいません。
皆、ニコニコしながらお気に入りの洗車グッズで洗ってます。
お気に入りの洗車グッズは、人それぞれだけど
特にコダワリが出るのが、ワックス・コーティング!

普通はガラスコーティング剤だけど
ワックスの濡れたような艶も捨てがたい!
どっちが良いの?
そんな疑問を解消します。
- 長持ちで硬質な輝きが好きなら、ガラスコーティング剤
雨が降っても水洗いだけでOK! - 輝きが命なら、カルナバ蝋ワックス
濡れたような輝きは全てを許す - 乗ってナンボなら、フクピカ
バイクは乗ってナンボ
磨く暇があたら走り出そう
こんな内容を知って、スッキリしよう。
タイプによって、コーティング・ワックスの選択は変わって来ます。
正解なんてありません。
自分に合った方法でバイクと付き合おう。
1.長持ちで硬質な輝きなら、ガラスコーティング剤

ガラスの硬質な輝きを求めるのなら
- 施行は面倒だが長寿命な、本格ガラスコーティング
- 手軽だけど3ヶ月寿命な、簡易ガラスコーティング
どっちかのみでも良いし、両方でも良い
冷たさを感じるよな、ガラス特有のカチッとした輝きが好みなら、ガラスコーティング剤。
ガラスコーティング剤にも、2種類あります。
2~3年の寿命を謳う本格ガラスコーティングと、基本的には洗車毎に塗布する簡易ガラスコーティング。
おすすめは、施工は面倒だけど普段は水洗いのみでOKな本格ガラスコーティング。
本格タイプは、施行は面倒だが長持ち

汚れても水洗いのみで、ガラスの乾いた輝きが年単位で続く
施行の面倒さと価格がネガだけど、水洗いのみでキレイを維持できるのは嬉しい
本格ガラスコーティング剤と簡易ガラスコーティング剤は、似ているようで実は全く違う。
単に簡易ガラスコーティング剤の液濃度を濃くすれば、本格タイプになる訳じゃない。
本格タイプと簡易タイプの違い
本格タイプは、塗られた面の上でガラス成分が結合し、均一なガラス面を作る
一方、簡易タイプは、塗られた面の上にガラス成分が留まるだけ
簡易タイプは、塗られた面の上に留まるだけだから、雨が降ると簡単に流れ落ちてします。
しかし本格タイプはバイクの上に均一なガラス面を作るので、簡単には剥がれない。水洗いすればガラス面の上に乗った汚れは、ガラスの上を滑り落ちてしまう。
さらに、雨だけでなく酸素も遮断するので、サビを寄せ付けません。
ネガは、施工の大変さ。
少なくとも半日か、それ以上かかるので休日が潰れます。
塗装面から汚れやコーティングカス、水洗い後の水分をしっかり取り去ってから塗る必要があるからです。そうしないと汚れまでコーティングしてしまうので効果半減。
本格タイプのネガが解消

昔は更に本格タイプは、塗布後の拭き取りが大変でした。
生乾きの状態まで待ってから、柔らかいタオルで磨き込む必要があったのです。
磨き込みが重くて大変なのがネガ。
磨き込みタイミングが悪いと、固まる前だったり、完全硬化後だったり。
思い通りの輝きが出ないことも多かった。
しかし、改良された最近の本格ガラスコーティング剤は、軽くふき取るだけになり楽になりました。
このため、拭き取りタイミングミスによる失敗が無くなり、誰がやっても完成度の高い仕上がり!
おすすめ本格ガラスコーティング 【Zeus clear シラザン50】

クチコミで評判になり、いまやアマゾンで最も売れてるの本格ガラスコーティングがZeus clearのシラザン50。
金属未塗装、金属塗装、樹脂塗装、ガラス面。さらにはマフラーにも施工可能なのでバイク丸ごとガラス面でコーティング出来ます。
とにかく、施工が簡単。
実際に使ってみましたが、ムラにならないし良く伸びる。
洗車後の乾いたボディに吹き付けて、数分待って軽くぬぐうだけ。
無駄な厚塗りが避けられるので、拭き取りも軽い。
それでいて仕上がりが美しく、ツルツルのガラスの手触り。
雨に濡れても、面白いように弾く弾く。
汚れても、水洗いだけでツルツルと撥水が戻ります。
これで一度施工すれば、その効果が3年なのは参ります。

アマゾンを始めとしした通販でも買えるけど、メーカ直販でも買えます。
メーカ公式サイトだけの割引をしていることもあるので、2つを見比べてから買った方がいい。

2度塗りしたり、車も一緒に施工するなら、お買い得大容量タイプがおすすめ。
おすすめ本格ガラスコーティング【ピカピカレイン】
ピカピカレインの名前は、聞き覚えがあるかもしれません。
常に新製品が出てくるガラスコーティング剤市場で、2003年から選ばれ続ける息の長さ。
この息の長さこそが、効果の証です。
ピカピカレイン、いまでこそ前述のシラザン50に人気トップを奪われた形ですが、まだまだ現役です。
おすすめ簡易ガラスコーティング【CCウォーターゴールド】
簡易タイプの手軽さを取るか
本格タイプの耐久性、水洗いのみの利便性を取るか
正直、簡易タイプには、飛び抜けた製品は有りません。
どれも高いレベルなので、売れ線を選べば失敗はしません。
一番売れている、このCCウォーターゴールドであれば堅い。
簡易タイプのメリット・デメリット

洗車後に、水滴が残った状態で使ってもOK。
吹き付けた直後に、クロスで塗り広げながらふき取るだけ。
硬化待ち時間や、乾拭きが不要なお手軽さが、簡易タイプのメリットです。
仕上がりの透明感は本格タイプに近いものがあり、撥水もいい。

デメリットは、効果が2ヶ月程度しか持たないこと。
塗装面でガラス面を形成する訳ではなく、細かなガラス繊維が留まるだけ。
なので本格タイプのように年単位の効果は見込めません。
基本的には洗車毎に吹き付けが必要になります。
本格タイプと簡易タイプ、どっちが好みですか?
本格タイプをガッツリ施行した後で、洗車毎に簡易タイプをしている人も居ます。
2.輝きが命なら、カルナバ蝋ワックス

バイクの輝き命な人は、洗車にもこだわりが強い。
- 水洗いは2回
- 小さなブラシは必需品
- 髪は細部に宿る
細部まで、こだわる。
そんな人がコーティング剤の乾いた輝きで、我慢できるはずも有りません。
カルナバ蝋の深い濡れたような輝き
油でも塗ったようなヌルっとした輝きは
唇のようでエロい
カルナバ蝋は、ブラジルのヤシの葉からとれる蝋。
ワックスとしてはもちろん、保湿効果があるので化粧品にも使われる自然素材。
未だに自然素材に勝てるワックスが無いのは、オモシロイ。
マンハッタンゴールド

カルナバ蝋も色々あるけれど、マンハッタンゴールドが王道。
色々なワックスを試す回り道も楽しいけれど、結局はマンハッタンゴールドに行きつきます。
マンハッタンゴールドの塗り方は、昔ながら。
- 塗る
クルクル円を描くのはダメ
直線的に1方向に塗る - 拭きとる
乾かす時間、拭くタイミングが命
速すぎず遅すぎず
塗り延ばすように拭く - 乾拭き
鏡面仕上げ用の専用クロス
エンブレム周りは綿棒
※汚れたタオルで作業するなんて有り得ない
それでいて1ヶ月程度しか持ちません。
施工の容易さ、持続力ともにコーティングにはかないません。
けれど、1度マンハッタンゴールドを使うと魅せられます。
マンハッタンゴールドには、中毒性があるので注意!
エロい輝きからは容易に逃れられない
バイクは面が複雑なので塗り難いけれど、その分、色々な方向から輝くのでうっとり。
3.乗ってナンボなら、フクピカ

バイクは、飾って置いてもしょうがない。
乗ってナンボ、使ってナンボな人は、フクピカ
バイクは大事だけれど、磨いてピカピカにしたって速くはならない!
バイクで見に行く『きれいな』風景の方が、よほど大事。
使い込んで傷つくのは悲しいけれど、それもいつかツーリングの思い出に変わる事を知っています。
だから必要以上に磨く事はしません。
せっかくの休日を洗車でつぶすなんて、勿体ない!
洗浄・コーティングを一気に行う、フクピカ
雨の日に走ってドロドロになったバイクは、水洗いが必要です。
しかし、晴れた日に走った後の汚れは、
- 排ガス
- 土ぼこり
- チェーンオイルの飛び散り
- 虫の死骸
この程度の汚れなら、水洗いするほどでもない。
頻繁な水洗いは、サビを呼ぶ原因を作っているようなもの。
フクピカは、洗浄剤とワックス成分をたっぷりふくませた厚手のウエス。
晴れた日の汚れ程度なら、フクピカで優しくふき取るだけで汚れを落とすとともにコーティングできてしまう。
ピカピカが戻ります。
細かい傷は、洗車傷がほとんど
柔らかい樹脂の塗装面に出来る細かい線キズは、ほとんどが洗車で傷ついている。
ウエスでふき取るたびに、傷つけてるのです。
だから、塗装面には出来るだけ触れないよう、洗車回数を減らす方がキレイを保てたりする。
逆説的だけど、真実です。
長持ちガラスコーティング剤とつやつやカルナバ蝋ワックス! まとめ

- 長寿命ガラスコーティング ---- シラザン50
- 濡れたような輝き --- マンハッタンゴールド
- 簡単にキレイ --- フクピカ
どのタイプにしても、バイクを大事にしている事に変わりありません。
キレイにしたバイクでツーリングに行けば、よりバイクを大事に扱うので安全にも繋がります。
また1つ、バイクが好きになる。
併せて読みたい