レブル250ほど、アンチが多いバイクも珍しい。
悪口を言えば言うほど、SNS・YouTubeで『いいね』が付いたり、再生回数が回ったりする。

レブル250は、なぜアンチが多いの?
買っちゃダメなバイクなの?
そんな疑問を解消します。
レブル250のアンチが指摘するポイントは5つ
- 250cc単気筒のクルーザーなんて
- パワーが無さすぎ
- 質素で貧乏くさい
- 初心者向けのバイク
- 台数多すぎてダサい
『アンチが多いのは人気がある印』
なんて笑って見過ごせるほど大人じゃ無いので
レブル250オーナーとして反論します
こんな内容を知って、スッキリしよう。
人気があって皆が認めているものに、あえて逆張りするのがカッコいいと思ってる?
判官贔屓で、弱者の味方になってるオレってイケてる?
この程度の煽りで気分が悪くなったとしたら、ここで読むのを止めた方が良いかもしれない。
なぜ、レブル250にアンチが多いのか?叩かれる理由

レブル250は、2017年に発売開始されて以降、7年連続で250ccクラスの販売台数1位をキープし続けてます。
誰が見ても、稀に見るヒット作。
だけど、だからこそなのか、レブル250はアンチが多い。
アンチの良くある指摘の5つが本当なのか、見てみよう。
- 250cc単気筒のクルーザーなんて
- パワーが無さすぎ
- 質素で貧乏くさい
- 初心者向けのバイク
- 台数多すぎてダサい
1.250cc単気筒のクルーザーなんて

クルーザーは大排気量の45度Vツインしか認めない
でなきゃ、3拍子サウンドは奏でられない

アウト!
アイドリング時の、今にも止まりそうな『ドッドッド』という重低音。
不完全燃焼の臭い排気ガスをまき散らしつつ、誰もが振り向く大音量をもまき散らす。
あれを『サウンド』だと酔いしれてるのは、アウトロー・コスプレを楽しんでいる本人だけです。
周りの人には、ただの迷惑な騒音、環境破壊に過ぎない。
ひょっとして、インジェクションのハーレーでも3拍子を出すために『チューニング』してる?
大変だね!
2.パワーが無さすぎ

250cc単気筒で26馬力しかない
高速道路じゃ亀でしかない

ごめん、これはその通りです。
頑張れば130km/hは出るけれど、エンジンが辛そうで忍びない。
だからレブル250は、高速道路では80~90km/hで巡行するのが似つかわしい。
遅い車が居た時に、加速しながら華麗に追い抜くのは難しい。
でも、高速道路を使って弾丸ツーリングがしたいのなら、車種選択を間違えてます。
高速道路なら、大排気量バイクのトルクを生かした走り方の方が楽に決まってる。
レブル250は、下道が主戦場です。
そして速さやコーナリングの切れ味を目指したバイクじゃない。
下道を50~60km/hでトコトコ流すと、250cc単気筒の軽量コンパクトさが生きるセッティングのバイク。
低回転でのトルクを感じながら、のんびり景色を楽しみながら走ると良さが解ります。
速さを求めるのなら、同じ250ccでもKAWASAKI ZX-25Rを選ぶべき。
でも、カタログの数字を比べて楽しい?
レブルは速さよりも、『気楽に乗れて、長く付き合える』に振ったバイク。
3.質素で貧乏くさい

メッキパーツが少なくて地味
各パーツも安っぽい

アウト!
安っぽいのではなく、安いのです。
そらハーレーみたいに500万円で買ってくれるのなら、メッキパーツも多くなる。
良い物で着飾ることも出来ます。
でも、レブル250は、素材なのです。
あなたの好きなようにカスタムして、乗り易く愛着のあるバイクに仕上げるバイク。
だから、素のレブル250は、質素に感じるのです。
カスタムパーツが豊富なので、どうカスタムするか、嬉しい悲鳴になること間違いない。
サドルバッグにリアキャリア。
同じようにカスタムした黒っぽいレブルが多いのは認めるけどね。
4.初心者向けのバイク

足つきに特化した,
初心者向けバイクでしょ

アウト!
確かにレブル250は、扱いやすいエンジンに足つきの良いフレーム合わせた親しみやすさが、大きな特徴です。
150cmあれば足つきに悩むことは無いし、170cmあれば両足の膝が曲がるくらいベタベタの足つき。
立ちゴケが不安な初心者に、頼もしく映るのも確か。
だから自称『ベテランライダー』には物足りなく映るのかもしれない。
バイクに慣れるまでの最初の1台に過ぎない、と思うのだろう。
でも、実際には私のように筋力が衰えたおじさんの強い味方なのです。
グラッと立ちごけしそうになっても筋力があれば、つま先立ちでも盛り返すことが出来る。
でも、筋力が衰えたおじさんは抵抗できなかったりする。
そんな時、レブル250の足つきが役に立つのです。
何せ、グラッとくるスキが無い足つきだからね。
あなたも、いずれこのコンパクトで軽量、足つき抜群のレブルの魅力が解る日が来ます。
そう遠からず。
親しみやすいバイク イコール 初心者向けとするのは、考えが浅すぎ。
5.台数多すぎてダサい

どこに行っても、レブル250を見掛ける
個性の出しようが無い

レブル250は、250ccクラスで7年連続の販売台数1位。
絶対数が多いのだから、見かける頻度が多いのは仕方ない。
同じ洋服を着た人と出会うと気まずいように、ツーリング中に同じバイクと出会うとちょっと気まずい気持ちになるのは解る。
でも、もしKAWASAKI Z1 Z2がたくさん居たらダサいって言うの?
『レブルミーティング』のように、同じバイクを所有している人が集まるのは平気どころか情報交換出来て嬉しかったりする。なのにツーリングで出会うと気まずいのは何故でしょうね。
やはりカスタムで自分らしさを出すのがおすすめ。
同じ素材使って、どう自分らしさを出すのかを考えるのは楽しい。自分色に染まったレブルなら、道で出会っても気にならないですね。
自分好みのカスタムで、自分らしさを出すのが、レブル250本来の姿。
なぜ、レブル250にアンチが多いのか? まとめ

ここまで読んでも、クルーザーにハーレー的な価値観しか認められないのなら
あなたはあなたの道を行けばいい
違う価値観を叩くのはどうかと思うけどね
人気があって売れているバイクだからこそ、アンチも多い。
逆に言えば、アンチが多いのは支持されている証拠です。
車で言えば、プリウスが叩かれるのと同じ現象。
アンチの指摘は、クルーザーという外見や親しみやすいエンジン特性からくるものが多い。
中には指摘通りの部分もあるけれど、それはバイクに何を求めるかの違いにすぎません。
- 高速道路を余裕をもって走れ、直進安定性があり横風にもびくともしない
- 峠道では目線を向けるだけで切れ味鋭く旋回する
- 街乗りでは小回りが利いて、ストップアンドゴーの連続も余裕
- 街乗りでも燃費は30km/Lをキープ
- 取り回しは軽くて倒す心配も感じない
全てwを満たすオールマイティなバイクなんてありません。
レブル250は、いろんな特性がある中で親しみやすさに特性を振ったバイクなのです。
尖ったバイクの方が刺激があって、解りやすいのは確か。
でも、レブルのようなバイクの良さも解って欲しい。
視野を狭くせず、いろんなバイクを楽しんだ方が面白いですよ。
まあ、他人が何を言おうが、自分が楽しければそれでいいのだけどね!
いろんな人がいるから、面白いとしか思いません。
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