レブル250は大人気のバイクだけど、欠点が無い訳じゃ無い。
収納スペースが全く無いし、エンジン回りがスカスカ。

その欠点、カスタムで
何とかならないの?
そんな疑問を解消します。
レブル250にエンジンバッグ装着で3つの欠点が克服できる
- 収納力無い問題の克服
1~2Lの目立たずスマートな収納追加 - エンジンのスカスカ問題を克服
向こう側が見えなくなる - 立ちゴケでフレーム傷付きを克服
飛び石・立ちゴケ時にクッションになる
こんな内容を知って、スッキリしよう。
エンジンバッグ装着と聞くと、何か大がかりなカスタムに聞こえるかもしれない。
でも、実作業は30分程度のお手軽カスタムです。
3つの欠点が克服され、しかもコストも3千円程度から。
やらない理由が無い!
レブル250には、3つの致命的な欠点がある

レブル250は、扱い易いエンジン特性、抜群の足つき、クールでタフなスタイル。
最初の1台から、シニアの最後の1台まで、男女問わずにどんな人にも、おすすめです。
しかし、欠点が3つある。
- 収納が全く無い
- エンジン回りがスカスカ
- 立ちゴケでフレームに傷
この3つの欠点をエンジンバッグが解消してくれるのです。


そもそもエンジンバッグって何?
エンジン横に固定するバッグのことです。
ニーグリップに影響しないよう、小容量のバッグ。
1.収納が全く無い

レブル250のシート下には、何も入らない
レブル250は、リアサスが2本のツインショック。
かつてのツインショックバイクは、シート下収納がタップリありました。
車載工具や書類は元より、レインウエアが入れれたりもした。
しかし、レブル250は、シートを開けてもビッシリ中身が詰まってます。
環境対策・騒音対策のためのパーツが増えたためです。
スリムなスタイルはうれしいけれど、全く収納が無いのは痛い。
サイドバッグを付けるという手もあるけれど、日々の日常使いにサイドバッグは少し大げさな気もする。
2.エンジン回りがスカスカ

レブル500と共用フレームなので
エンジン上部がスカスカ
レブル250は、フレームをレブル500と共用することで、低価格を実現してます。
だから、声高に言うのはアレだけど
500ccエンジンが入るようになってるので、250ccエンジンではスカスカ。
エンジンの上から向こう側が良く見えます。
バイクはビッシリ詰まっている方がカッコいいですよね?
3.立ちゴケでフレームに傷
レブル250に限った話ではないけれど
ちょっとした立ちゴケでも、フレームが傷つき
大ダメージ
足つきが良いレブルだけど、油断から立ちゴケするときもある。
軽い立ちゴケでもフレームが傷ついたり、ブレーキレバーが曲がったり。
運が悪いと、タンクにえくぼが出来て精神的に大ダメージを受ける。
本当はそんな時のために、エンジンガードを付けるのが王道です。
でも、そこまではと思うのなら、エンジンバッグがクッションとしても使える。
もちろん効果は限定的だけど、無いよりはずっとマシ。
それに、飛び石や乗降時のブーツとのヒットも避けられる。
おすすめのエンジンバッグ

レブル250は、シンプルでスリムなスタイルが心地良い。
だから、目立つエンジンバッグを付けると、浮いてしまい雰囲気が壊れてしまう。
自然素材のシンプルなツールバッグ、または化繊でも目だたない黒基調のものが合います。
また、容量的には、1~2Lがベスト。
大きすぎるとヒザと干渉するし、小さすぎても意味が無い。
中に何を入れるかはお任せだけど、常設するので貴重品は入れない方が良い
- ナビスマホ用USBケーブル
- モバイルバッテリー
- 携帯工具
スパナ・ドライバ・六角レンチ - パンク修理キット
- ティッシュ、ウェットシート
- 小型LEDライト などなど
1.革素材のエンジンバッグ
革はクルーザータイプのバイクには良く似合う。
常設するものなので、雨に濡れても良いようにフェイクレザーも視野に入れたい。
最近のフェイクレザーは、本革を見分けるのが困難なほど良くできてます。
安っぽさも無いので、おすすめ。
2.目立たない防水バッグ
防水タイプなら、常設していても安心です。
黒基調の目立たないタイプなら、レブルの世界観を壊すことも無い。
機能性を求めるのなら、革タイプよりコッチ。
両側装着もアリ?バランスを見て決めよう

エンジンバッグを左右両方に付けるのか、片方だけにするのか
入れたいものとスタイルしだい
片側だけで入れたいものが収まるのであれば、片側だけに付けるのもアリ。
片側に付ければ、エンジン越しに向こう側が見えなくなるのでスカスカ感は無くなります。
また、片側の方がエンジン回りの風通しが良くなるので、エンジン冷却の心配も無い。
ただ片側のネガとしては、逆側に立ちごけした時の心配が残ります。
まあ、立ちごけが心配ならエンジンガードを付けるのが王道なので、些細な心配かもしれない。
後は、片側だけだと視覚的にシンメトリーにならないから、気になる人も居るかと。
まあ、そこまで高価なものでも、取付が大変なモノでも無いので、
まずは片側だけに付けて様子を見るのがおすすめ。
気に入らなければ、もう片方を付けるだけ。
【レブル250カスタム】エンジンバッグ装着方法

今回は、防水ハードケースタイプを取り付けました。
左右で5千円ほど。
防水構造で、止水ファスナー使用の1.5L。
結論から言えば、
取り付けに迷う部分もあったが、30分で片側取付完了
- 取り付けは難しくない
- 防水は、信じたら負け
- 取り外しは苦労しそう
まずは、現物確認

届いたエンジンバッグは、カーボン調で編目印刷もキレイ。
外観は高級感があり、合格です。

バックの素材はPUだが、それほど強度が有るように見えない。
しかし、クッションにはなるので、立ちゴケ対策の1つにはなるだろう。
また、止水ファスナーが奢られているためか、ファスナーの開閉は重い。
つまり、値段なりの部分はあり、一生ものでは無さそうな雰囲気。
当たり前ですね、この値段に何を求めてるのかって話。
内部は細かく仕切りが入っており、収納おさまりは良さそうです。
仮組してみる

レブルに仮組してみると、さすがに専用設計だけあり、違和感なくスッポリを収まる。
エンジン上部の目隠しになるので、スカスカ感は無くなります。
本体のカーボン柄も変にテカっておらず、バイクに馴染んでます。
これは、当たりかもしれない。
本組み

上部ストラップを固定するのに時間が掛るが
30分あればOK
上側2つのストラップを固定するのが、超難関。
フレームパイプと上にある樹脂カバーの隙間がほとんど無いため、ストラップを通すのに四苦八苦します。
バッグメーカの取付手順

バッグメーカの取付方法の『Sstep3』が難しい。
レブルの個体差もあるだろうけど、フレームパイプと上にある樹脂カバーの隙間に、カードで押し込むなんて無理。
裏側に手を入れて、ストラップの先端を頑張って引っ張るしかない。

取付時間の大半は、この『Sstep3』に費やされます。
短気を出して投げ捨てないで!
取付完成

エンジンバッグ取付ると、元からこうだったように自然にレブル250に馴染みます。
エンジン上部のスカスカも解消され、レブル250のかたまり感が強調される。
マジックテープで固定されているだけど、しっかり固定されています。
携帯工具などの重量物を入れても、走行中に剥がれ落ちる心配はなさそう。
もちろん、定期的にストラップにゆるみが無いかチェックは必要だけどね。
取付に苦労すると言うことは・・・

上側2つのストラップ固定にてこずるけど、根気よくやれば不器用な人でも30分程度で取付可能です。
懸念があるとすれば、エンジンバッグを外すにも苦労しそうなこと。
上側2つのストラップは、マジックテープでしっかり固定されていて、スキマもほとんど無い。
どうやって外せばいいのだろう・・・・。
お楽しみは、取っておいた方が良い。
エンジンバッグに収納

- ガムテープ
- パンク修理キット
エアボンベ込み - レンチ3本
- ドライバー
- 6角レンチセット
最初からシート下についている携帯工具では精度が不安だったこともあり、これだけをエンジンバッグに入れる。
そうすると、1.5Lのほぼ全てを使い切る。
防水仕様を信じたら負け!

バッグ、ファスナーともに防水となっているけれど、さすが中華。
洗車したらバッグ内は水で溢れました。
バッグ内に入れるものは、ビニール袋に入れた状態で収納が必須です。
そうしないとあっという間にサビるに違いない。
でも、この価格でこの高級感ある外観なのです。
そんな細かいことに目くじらを立てないで!
エンジン熱で溶けない?

エンジン熱でバッグが溶けることは無い
たぶん、きっと、だと良いな
エンジンバッグとエンジンのクリアランスは50mm程度。
これだけ離れていれば、エンジン熱でエンジンバッグが溶けることは無さそうです。
真夏でも走っている間に溶けることは無いだろう。
きっと。
エンジンバッグ装着で3つの欠点を克服しよう まとめ

レブル250の3つの欠点が気になるのなら、エンジンバッグ装着が最適解です。
ただし今回取り付けたものには、一生もののクオリティではありませんでした。
だけど、価格を考えれば数年持てば十分。
楽しんだもの勝ちなのです。
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