バイクブーツを探してますか?
透湿・防水のハイテク素材とBOAシステムで武装した最近のハイテクブーツは確かにスゴイ。
でも、のんびりツーリングを楽しむなら、革ブーツがおすすめです。
革ならではの質感・外観に癒されるに違いない。

どんな革ブーツがおすすめなの?
そんな疑問を解消します。
AVIREX TIGER(アビレックス タイガー)がおすすめ
- 安い
高くて良いブーツは幾らでもある
2万円で選ぶなら、コレ
- 堅牢
軍用ブーツをルーツに持つ質実剛健な作り
手入れすれば10年だって使える - 履きやすい
BOAシステムは無いけれど、サイドジッパーがある
こんな内容を知ってスッキリしよう。
バイクもブーツも、どれにしようか悩んでいるときが一番楽しい。最新素材を使ったハイテクなブーツに惹かれる気持ちは、解ります。
でも、革が長年愛され続けてきたのには、理由があります。決してハイテクブーツで代替できるものじゃない。
革ブーツでトコトコ郊外をのんびりツーリングすれば、一週間の疲れも吹っ飛ぶに違いない。
AVIREX TIGERがおすすめな理由【安い・堅牢・履きやすい】

ハイテクブーツの進歩は止まりません。『機能』で比べれば、革の出る幕は有りません。
でも、『味わい』では革ブーツがぶっちぎりでカッコいい。
使い込めばボロくなるだけのハイテクシューズとは違い、使い込むほどに味わい深くなるのが革ブーツ。
足に馴染んでくるし、外観の経年変化も楽しめます。
一口に革ブーツと言っても無数の製品が有るけれど、おすすめはAVIREX TIGER。
防御力重視なら丈の長いAVIREX YAMATOだけど、ショートツーリングなら履きやすいAVIREX TIGERがおすすめ。
理由は3つ。
- 安い
- 堅牢
- 履きやすい
1.安い

2万円前後で買える本格バイクブーツ
価格が高ければ、良くて当たり前です。
例えば、ホワイツ スモークジャンパーは10万円オーバーだけど、革質・製法ともに最高峰。
いつかは使ってみたい憧れだけど、高すぎて手が出ない。
今現在では、本格バイクブーツが選べる最低ラインは2万円代です。2万円なら手を出しやすい。けれど、物価上昇が止まらないので3万円台になる日も近そうですね。
ぱっと見では革の本格的バイクブーツだけど実際は見た目だけのファッションブーツ、合皮を使った消耗品ブーツがあふれています。
その中で、おおすすめを探すなら、AVIREX(アビレックス) が最適解です。
分厚い革を使って堅牢な製法で作られたAVIREXのブーツは、2万円レベルのクオリティじゃない。
大事に育てれば、10年はその経年変化を楽しめます。
AVIREX社

AVIREXはアメリカのアパレルメーカ。アメリカ軍のサプライヤーとして革製品製造販売が発祥です。
映画「トップガン」で同社のフライトジャケットが使われたのでも知られてます。
軍用クオリティを持った質実貢献な製品を一般販売しているため、本物志向な人から熱い視線を注がれている。
2.堅牢

軍用をルーツに持つだけのことはある
- ホールド感を高めるとともに、靴ひもが引っかからないようにするベルト
- ゴツいソール形状で、濡れた路面でも滑り難いソール
- 分厚い革を使い、防御性・耐久性も十分
- 高級靴で使われている、グッドイヤー製法
見て解るように、堅牢な作りが特徴です。
付加価値として、ソールが一般的なブーツより厚いので、足つきが良くなるのも嬉しい。
グッドイヤー製法のメリットは耐久性、耐水性、足になじみやすいこと。
靴底が容易に交換可能なこともグッドイヤー製法のメリットだけど、靴底を交換して使うことはまず無いかな。
一方、最近のブーツに見られる装飾は何一つありません。無骨で無駄のないデザインが好みなら、ハマる。
長寿命

一般的に革ブーツの寿命は、5年程度。
だけど、AVIREXのブーツは堅牢な造りにより、手入れを怠らなければ、10年持ちます。
手入れと言っても、常識的なものでOK
- 使った後は、風通しの良い所で乾かす
- 年に1度はブラッシングで汚れを落として、オイルアップする
- 雨に降られたら、シッカリ乾燥させて、オイルアップする
使うオイルにこだわるなら

3.履きやすい

- サイドのジッパーで履きやすい
- 柔らか目の革が履きやすい
革ブーツが敬遠される理由の1つが、脱ぎ履きの面倒さ。
脱ぎ履きする毎に、靴ひもを締め直すのは、面倒です。
ハイテクブーツは、その面倒さをBOAシステムで解消しました。
ダイヤルを回すだけで、靴ひもの締め加減を調節でき、緩めるのはワンアクション。
余った靴ヒモは巻き取られるので、ステップに引っかかる心配もありません。
一方AVIREXは、ローテクで脱ぎ履きの面倒さを解消しました。
- サイドにジッパーを付けることで、靴ひもに触らなくても、脱ぎ履きが出来る
ジッパーはベルクロと革の被せにより、外観に影響を与えない。 - 余った靴ひもは、ベルトの下に入れることで、ステップに引っかからない
TIGERはハイテクブーツ同様に脱ぎ履きしやすい。
ホールド感

足を入れてジッパーを締めた後、ホールド感が気持ちいい。
分厚い革で足首までしっかり守られている感があります。柔らな革を使っていることもあり、窮屈な感じも無い。
AVIREX TIGERの弱点

ゴツくて存在感があるAVIREX TIGER。
バイクツーリングにおすすめだけど、100点満点じゃない。
弱点もあるので、弱点を伝えないのは不公平ですね。
弱点を知った上で、TIGERを使うか否かを決めて欲しい。
TIGRの弱点
- サイズが大きめ
- サイドジッパーのベルクロがジャマ
- 靴先が高くシフトペダルの再調整が要るかも
- カッチリした外観なので、足が大きく見えるかも
1.サイズが大きめ

いつも履いているサイズより
0.5cm小さいサイズがおすすめ
アメリカ製だから、大きめなのだろうか?
横幅も大き目なので、普段履きの靴サイズよりワンサイズ小さめがフィットすることが多い。
又はいつもと同じサイズで、インソールで調整すれば幸せになれます。
冬に分厚い靴下履く寒がりは、いつもと同じサイズが良いかも。
2.サイドジッパーのベルクロがジャマ

サイドジッパーの被せについてるベルクロ
履こうとするとくっ付いて、ウザい
サイドジッパーが目立たないように、革でかぶせが付いてる。
裏にベルクロが付いていて、かぶせを固定しているという凝った造り。
ジッパーを開けてブーツを履こうとするときに、パタンとかぶせがが塞がりベルクロがくっ付きがち。
そうすると、入り口が広がらず履けなくなるので、くっ付いたベルクロを剥がさないといけない。
地味に面倒。
3.靴先が高くシフトペダルの再調整が要るかも

足先に頑丈なカップが入っているので、靴先が高め(厚め)
シフトペダルの下に入り難くなる
足先が頑丈なカップで守られているのは、転倒時には有難い。
しかし高さが出た分、シフトペダルの下に入り難くなるので、シフトペダル位置の再調整が要るかも。
まあ、大した問題じゃないけどね。
4.カッチリした外観なので、足が大きく見えるかも

作りが無骨な分、靴のサイズが大きめに見えます
ビッグフット
無骨で存在感のあるブーツなので、大きく見える。
バランスを重視する人には、気になるかも。
おやじの足元なんて、誰も気にしてないのだけどね。
AVIREX TIGERがおすすめな理由 まとめ

- 防御力重視なら丈の長い AVIREX YAMATO
- ショートツーリングメインなら履きやすい AVIREX TIGER
ハイテク素材を使ったブーツは機能的。
だけど革のブーツは味わいが有って癒されます。
ライダーをせかさないので、のんびりツーリングで景色を楽しむには革ブーツが最適。
質実剛健で飾らないAVIREX TIGERと共に過ごすバイクライフは、充実したものになるだろう。
気が付けば、AVIREX TIGERは経年変化で良い色に変わり、
あなたは笑顔が似合うようになってるに違いない。
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