レブル250は、クルーザーというジャンル。
けれど、ハーレーに代表される従来クルーザーのアウトロースタイルはチョット合わないですね。
例えば、これは濃すぎる


もちろん、あなたの感性を否定する訳じゃ無く、あくまで一般論として。

じゃあ、レブル250には
どんなヘルメットが合うの?
そんな疑問を解消してスッキリしよう。
タイプ別のおすすめヘルメット
- シンプルでミニマル
- Arai RPAIDO NEO
- SHOEI Glamster
- 軽いヘルメットは正義
- OGK AEROBLADE-6
- SHOEI Z-8
- SHOEI EX-ZERO
- クールにカッコよく
- SIMPSON MODEL30
- ノーラン X-lite X-803 ウルトラカーボン
- やっぱりクルーザーにはジェット
- TT&CO スーパーマグナム
- ARAI CLASSIC AIR
- BUCO ストライプ
- もっとリーズナブルに
- OGK SHUMA
- HJC C10
- LEAD BARTON BC-10
こんな内容を知って、スッキリしよう。
レブル250は、街乗りも似合うし、ツーリングにも似合う。
使い方やあなたのし好でおすすめは変わって来ます。
好みのヘルメットが見つかると嬉しい。
タイプ別、レブル250に似合うヘルメット【フルフェイス・ジェット】

レブル250は、排気量ヒエラルキーに捕らわれない、新しいクルーザーの提案です。
従来の価値観でクルーザーと言うと、アウトローのイメージでした。自らを『1%er』と名乗り、99%の善良なライダーとは一線を画したバイク乗りの乗り物。
しかしレブル250の立ち位置は違います。街乗りでもツーリングでも扱い易く、コーナーを積極的に駆け抜けるバイクです。
そんなニュータイプのレブル250には、従来のアウトローな恰好で乗るのは似合いません。
特にヘルメット。
タイプ別におすすめのヘルメットを知っておこう。
1.シンプルでミニマル

装飾のための装飾は、ムダでしかない
シンプルなヘルメットにこそ機能美が宿る
シンプルでミニマルに生きることを、節約と勘違いする人も居います。
しかし本当は、好きなものにだけ囲まれる生き方のことです。
装飾をを省いたシンプルなヘルメットにこそ、機能美が宿ります。
そんなヘルメットは2つ。
Arai RPAIDO NEO
日本が誇る世界的に認知されたヘルメットブランドと言えば、ARAI、SHOEI、OGK。
中でも、ARAIは安全に対するこだわりが抜きん出てる。
世界最高のヘルメット安全規格であるSNELLを標準装備化していることで知られてます。
そんなARAIの最新モデルが、RPAIDO NEO。ダクトのないクラシックな外観に、最新の安全性能・快適性を入れ込んでます。
シンプルな外観に、最新の機能こそミニマル。
SHOEI Glamster

一方の雄SHOEIは、いたずらに最高規格のSNELLを追ってません。
転倒時に頭部を保護する安全性とともに、ライディングに集中できる環境を提供することでアクティブセーフティにも注力しています。
そんなSHOEIのネオクラシックシリーズがGlamster。
レトロな外観の中に通気口を配置し、レトロモダンをうまく表現している。
SHOEIは、社の方針によりアマゾン・楽天といった通販サイトでは販売していません
通販では最高のフィッティングが提供できないからという理由です
これらの通販サイトにて、SHOEIのヘルメットを見かけることがありますが
法外な価格だったり、本物か怪しかったりします
引っかからないように注意して!
2.軽いヘルメットは正義

ヘルメットはおおよそ1.5~2kgのモデルが多い。そして、同じサイズであれば、モデルによる重量差は多くても3~500g程度。
大した差では無いと思うかもしれない。
けれど、100g重量が違うと、肩・首の疲れ方がハッキリ変わります。
かぶり比べても大して変わらないかもしれないけど、何時間もかぶってバイクで揺られ続けた後の疲労は、全然違う。
バイクもヘルメットも、軽さは絶対正義です。
日本のARAI・SHOEI・OGKは、モデル毎の重量を公表しているので容易に比べられます。こういった気配りも日本製ならではですね。
3社の全モデルを比べた結果、軽いヘルメットのベスト3
- SHOEI EX-ZERO 1,179g
- SHOEI グラムスター 1,291g
- OGKカブト AEROBLADE-6 1,370g
1位、2位は、クラシックモデルなので通気口がないため軽量に仕上がってると思われます。通常ヘルメットでは、OGKのAEROBLADE-6 が最軽量。
※このサイトのデータを引用しています

OGK KABUTO AEROBLADE 6
OGK KABUTOは、日本の信頼できるヘルメットメーカ。
ARAI・SHOEIにブランド力では及ばないけれど、日本製品独特のち密で配慮が行き届いた製品であることに変わりは有りません。
OGK KABUTOの軽量モデルが、AEROBLADE-6。AEROBLADE6は常に進化を続けており、Ver.6にまで来ています。
サイズ毎に帽体を4つも用意して、ムダな重量を省いている心掛けには脱帽です。
SHOEI Z-8

元祖、軽量モデルと言えばSHOEI Zシリーズ。
製品重量:1,384g(Mサイズ)は、OGKのAEROBLADE-6とわずか14g差。
誤差の範囲と言っても良い。
8代目モデルのZ-8は、軽いだけでなく帽体の小ささでも定評があります。頭でっかちになり難いので嬉しい。
SHOEI EX-ZERO

SHOEI EX-ZERO 1,179g。
異次元の軽さなのが、SHOEI EX-ZERO。
ビンテージモデルとして、凝ったベンチレーションがないことと、
インナーシールドのみで一般的なシールドが無いため、軽量に仕上がってます。
その代わり、雨の日には使えない。開口部から吹き込んだ雨が頬から首を伝い、ウエアの中に流れ込みます。
晴れた日しか乗らないで。
3.クールにカッコよく

レブル250は、フレンドリーなクルーザー。
だけど、ヘルメットの選び方しだいでは、クールに仕上げることも可能です。
SIMPSON MODEL30
SIMPSON MODEL30は、SIMPSONの屋台骨を支え続けてきた息の長いモデル。
長く愛され続けてきたのには理由があります。見た目を裏切る軽さと、ベンチレーションの良さです。
しかし、これにスモークシールドを合わせると、ちょっと近づき難い。
ノーラン X-lite X-803 ウルトラカーボン
NOLAN(ノーラン)はイタリアで創業50年以上のヘルメットメーカー。
世界80ヵ国以上で使用されています。
そのNOLANの、カーボンの網目が美しいフルカーボンヘルメットです。
カーボンの網目がとにかくクール。
カーボンだから、さぞ軽量だろうって?
野暮なことは、聞くもんじゃない。
2kg以上あるけど、それで?
4.やっぱりクルーザーにはジェット

深い前傾姿勢で乗り、スポーツライドが多いバイクには、フルフェイスが必須かもしれない。しかし、レブル250のようにまったりスタイルでのんびり流すような乗り方なら、ジェットヘルメットが合う。
軽くて視界が広いジェットヘルメットは、顔を上げて景色を楽しみながらトコトコ走るのには最適です。もちろん安全性ならば、アゴ周辺を守れるフルフェイスの方が安全性が高いのは疑いようが無い。
万が一の安全性と快適性を比較し、自己責任が取れる人のみに与えられた選択肢がジェットです。
大人は、ジェットヘルメットを販売するメーカの姿勢をとやかく言わない。
TT&CO. スーパーマグナム
カスタムショップから始まったヘルメットメーカーで、クラシックスタイルに合うヘルメットを制作しております。
スーパーマグナムは、日本人の頭に合うようにリファインした形状を採用しており、独特の発色とともに懐かしい雰囲気が楽しめます。
ARAI CLASSIC AIR
Araiのスモールジェットの定番だった『CLASSIC MOD』がリファインされてCLASSIC AIRとなりました。
トラディショナルな外観はそのままに、最新機能が与えられました。
進化点は2つ。
- ベンチレーション機構の搭載
通気口のないトラディショナルな外観だけど、シェル内部に空気の通り道がある
これにより、外観はそのままにヘルメット内が快適になりました
※この機構は、 RPAIDO NEOにも使われてる - 内装が取り外し可能に
夏は、定期的に内装を水洗いしたいですかね
BUCO ストライプ
BUCOは、アメリカ発祥のバイクアクセサリーブランド。
BELL社のヘルメットに触発され、ヘルメットにも参入しヒットを飛ばしました。しかし、不況の波にのまれマーケットから姿を消した。
そんなBUCOが日本人の手によって復活し、往年のノスタルジーの中にもスタイリッシュなヘルメットを世に送り出してます。
5.もっとリーズナブルに

ARAI,SHOEIのヘルメットが良いのは解っている。
日本企業独特の細部にまで行き届いた心配りは素晴らしい。
しかし、高価すぎる。7~10万円超の価格設定では、手が出ません。
もっとリーズナブルなヘルメットを気軽に使いたくありませんか?
OGK SHUMA
安心・安全な日本製でありながら、コスパのいいヘルメットを提供してくれるのがOGK KABUTO。
SHUMAは、その中でもフルフェイスのボトムラインになります。
しかし、手抜きはありません。ベンチレーション性能に優れており長時間快適な頭皮を維持してくれる。
日本人の頭の形状にも合っているので、心地いい。
HJC C10
HJCは、韓国を代表するヘルメットブランド。世界のレースシーンで採用実績があります。
HJCのC10は、とにかくコスパが抜群です。怪しげな中華製品とまごうほどの価格でありなが誠実な作りです。日本人の頭部形状に合わせて設計された日本仕様のオリジナル内装を使っているのでフィット感も申し分ない。
JIS規格による安全性も確保されてます。
ARAI・SHOEIと比べれば雑な部分もあるけれど、圧倒的なコスパを考えれば許容内。
LEAD BARTON BC-10
リード工業は、東京に本社のある日本のバイク用品メーカ。
ロングツーリングに使うのは心もとないが、通勤・通学、街乗り用途には気軽に使える存在です。
スモールジェットでバブルシールドも付属している。ラチェットバックルで脱着も容易。
発色も良く、高見えするヘルメットです。
タイプ別、レブル250に似合うヘルメット まとめ

レブル250は、クルーザーの文法に乗っ取ってはいるけれど、いろいろな使い方が出来るバイクです。
日常の足として使い倒すのも良いし、週末の里山ツーリングで景色を眺めるのも良い。
使い方や好みで、いろいろなヘルメットを合わせたくなります。
あなたなら、どれを選ぶ?